Sign Photographer
Kazuho Kurita
1987年京都府亀岡市生まれ。
23歳の時に手話と出会い、手話の学習を始める。
2年後、手話通訳を目指すために手話通訳養成課程に進む。
その学びの中で、手話の美しさとその言葉を大切にする仲間たちの魅力を、手話にまだ出会ったことのない人たちに向けて写真で伝えてみたくなり、手話を取り入れた写真作品の撮影を始める。
2016年度全国手話通訳者統一試験に合格。
手話を通じて出会った仲間と共に活動をしながら、現在もその記録を撮り続けている。
PHOTO EXIBITION
2017
Sep.【sign 声の記録、言葉の記憶。】
2018
Apr.【KYOTOGRAPHIE KG+ SANJO GRAPHIE】
Oct.【COLORS】
what is sign?
「sign」とは「sign language」
つまり「手話」のことを指しています。
聴覚障害は見えづらい障害だと言われています。
聞こえ方も人それぞれ、コミュニケーション方法も手話だけではなく、筆談や口を大きくゆっくり話す、触手話など「聞こえない」と言っても一括りにすることはできません。
それ故に聴覚障害者が話の輪に入れなかったり、正しい情報が入らずに災害時などは最悪の事態に繋がることもあります。
僕は、この奥深く美しい「手話」という言語を
完璧にお伝えできるほど深く知っているわけではありません。
ただ僕が感じた手話の美しさを作品を通じて感じていただき「聞こえないこと」を考えるきっかけにしていただきたいと願っています。
僕に社会を変える力はありません。
みなさまの心に何かを残すことができれば、
社会にある「障害」は溶かすことができるのだと思っています。
Awards
第58回ニッコールフォトコンテスト U-31 入選
第60回ニッコールフォトコンテスト U-31 入選
アサヒカメラ×東京カメラ部 共催
「日本の47枚」フォトコンテスト 愛媛県
第64回ニッコールフォトコンテスト U-31 特選